
パパ活をする女性は、男性から金銭をもらえないケースさえある
パパ活には契約書がない
パパ活とは、経済的に余裕のある男性が、経済的に余裕のない女性と食事をともにしたり、一緒に映画を観に行ったり、テーマパークに行くことで女性が男性から報酬をもらう行為です。
しかし、実際には男性側が女性に報酬を支払わないケースも発生しています。
食事をした代金や、映画チケット代金などは男性が支払ってくれますが、女性に対して直接現金を支払わないケースがあるのです。
これでは、女性はただ時間を費やして、男性と行動をともにしただけとなってしまいます。
金銭を受け取ることができないのですから、一見、詐欺行為といえます。
ところが、パパ活には契約書がありません。わざわざ契約書を交わしてパパ活をする女性はいませんし、そのような証拠を残す男性も存在しません。
そのため、金銭を受け取れなくても泣き寝入りをせざるをえないのが、女性側の実態です。
詐欺に遭っても、警察に被害届を出しにくい
パパ活では、女性は基本的に男性に対して性的なサービス提供はしません。
ただし、一部の女性は男性から「ベッドをともにしてくれたら、お金を弾むよ」と言われホテルへ行ってしまい、性的サービスを提供するケースも存在します。
ところが、男性はホテルの代金を支払うだけで、女性には1円も金銭を支払わずに立ち去ってしまうケースがあります。これも一見、詐欺行為です。
しかし、詐欺被害(やり逃げ)に遭った女性は、警察に被害届を出すわけにはいきません。
性的サービスをするかわりに金銭報酬を得る予定だったが、お金を得られなかったと言って警察に行けば、逆に女性の側が、売春行為で逮捕されてしまう可能性があるからです。
売春は犯罪です。
そのため、金銭を受け取れなかった女性は、やり逃げ詐欺に遭ったまま泣き寝入りせざるをえないのです。